某ピクにUPしていた物をこちらにも。
やってるだけです。すみません。
体内に侵攻してくる動きが止まったのを感じて、ソーマはゆっくり息を吐いた。息苦しさはあるが痛みが無いのは、初めて彼と体を繋げた時から変わらない。
初めての時から苦しくなるほどしつこく、ソーマの体を解きほぐしてくれた相手のおかげと言えるだろう。
だが受け入れる行為は色んな意味での衝撃が大きく、余裕など欠片もなくただただ相手に翻弄されるだけだった。
こんな関係になって数ヶ月。流石に多少なりと慣れてきた今は、少しは余裕が出てきた。
今ならば最中に目を開ける事も、つながる場所以外で相手を感じる事も出来る。
触れてくる硬い汗ばんだ手。
低く掠れる甘い声。
見下ろしてくる、快楽を映した獣の様な目。
彼にとって己が、特別な存在などとは自惚れていない。こうして彼と体を繋げた相手だって、嫉妬するのが馬鹿らしいほど存在する事はわかっている。
だが、今この瞬間に彼がのめり込み、彼に快楽を与えているのは己なのだ。
そう思うだけで己の中の深い部分が、満たされる気がする。
「リンド…ウ」
だから、腕を伸ばして彼を引き寄せる。
もっと、もっと深くへ彼を受け入れる為に。
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こういう時のリンドウさんはきっとセクシーだろうなぁとか妄想。