18禁です。エロく無くても色気汁気が無くても、やる事やっているので18禁です。
苦手な方、18歳未満の方は、回れ右でお願いいたします。
そして異常に短いです。
体を辿る手は、優しい。全ての形を知らしめるようになぞり、撫で上げる。過去に性的な経験が無かった訳ではないけれど、こんな神経をむき出しにされ全てを曝されるような感覚は初めてだった。
「……っ、は」
掠れる声、乱れる息。縋るように伸ばした手が、彼の着物に皺を刻むのがわかる。
「坊……千さん」
唯でさえ色気のある声が、快楽に掠れて鼓膜を揺らす。それだけで七代はいきそうになった。
「け…ん、さん」
男同士なんて初めてで、元来受け入れる場所ではない所に他者のモノを受け入れて。
なのにその場所から這い上がる、怖ろしいほどの快楽。
「……、ですよ、千さん」
甘い声に目を細めて、七代は身を震わせた。
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本当に内容が無い話ですみません。まさしくヤオイ!などと開き直っても良いですか?駄目ですか…すみません。洞に潜って出直してきます。
実はこの話、異種間恋愛に組み込んでいたのですが、このシーンだけ浮いていたので切り抜いて別にしました。